2019年7月21日(日)、愛知県東大手庁舎あいち環境学習プラザセミナー室にて、企業環境活動研究に向け、持続可能な社会に関する基礎知識を研究員がことを目的とした基礎講座が開催されました。今回が第2回目・3回目。東洋大学情報連携学部 後藤尚弘教授による”資源循環”に関する講座及び名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター 杉山範子特任准教授による”気候変動”に関する講座が実施されました。

 

   ■日程:2019年7月21日(日)11:00〜16:00

  ■会場:愛知県東大手庁舎 あいち環境学習プラザセミナー室

  ■出席:研究員40名

  ■内容:第2回基礎講座】 

             <テーマ>「地域循環共生圏の創出〜地域の資源循環のあり方〜」

             <講師>   後藤尚弘氏

                             (東洋大学情報連携学部 教授)

             第3回基礎講座】

          <テーマ>「気候危機の時代を生きる」
              <講師>  杉山範子氏

                            (名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター特任准教授)

各チーム活動報告

 

チーム・NEXCO

 第2回基礎講座では、地域循環共生圏について学び、高速道路も地域循環共生圏を作り上げるための1つの手段であるという点に気づくことが出来ました。第3回基礎講座では、気候変動の原因や気候“危機”と言われている現状、行われている対策などについて学び、高速道路でも気候変動の問題を緩和する行動や問題に対して適応していく行動をしていかなければいけないということが分かりました。これまでの基礎講座での学びに共通していることは、どの問題もゆっくり考えている時間は無いということ、また、高速道路は地域と関わりながら成り立っているということです。これまで学んだことを存分に生かし、今後はNEXCOさんの課題解決方法について考えていきます 。

 

チーム・tokio marine

今回の活動は、「地域循環共生圏の創出〜地域の資源循環のあり方〜」と「気候危機の時代を生きる、愛知県の資源とは何か」などのディスカッションを行いました。海洋プラスチックをなくすためには自分達にとって何ができるのか、また、気候危機の時代を生きる自分達は、「地球温暖化」は何が問題なのか、原因は何なのか、自分たちはこれから何をしなければならないのか、など考えさせられました。東京海上日動火災保険さんのマングローブ林は、二酸化炭素(CO)を吸収し、炭素として葉、幹、枝、根などに蓄える効果があると言われているのを知りマングローブ植林を行っている沖縄県や鹿児島県のみならず、日本全国でも行える地球温暖化防止策を考えていきたいです。

 

チーム・メニコン

今回は、先週に引き続き基礎講座の第2回・第3回を行いました。第2回では地域循環共生圏について学び、資源循環とはリサイクルだけのことではなく資源を有効利用することだと分かりました。第3回では気候変動について学びました。気候変動の原因やその対策について、様々なデータを用いて説明していただき、世界的に気候変動が問題になっていることが分かりました。また、地球温暖化は止めることはできなくても、変化に適応していくこともできるというお話がとても興味深かったです。

今後は、前回と今回におこなった3回の基礎講座を生かして、企業の課題解決を目指します。基礎講座を通して、企業は多くの要素と関わって収益を得ているため、解決策はその企業の問題を解決するだけでなく、社会や環境などのシステムを変えていくものである必要があると感じました。

 

チーム・トヨタ車体

全体的にも賑やかな雰囲気でした。後藤尚弘⽒のセミナーについて、地域の資源において、⼀般廃棄物と産業廃棄物はそれぞれ誰が処理するのか。廃棄物処理制度の重要性について学びました。また、愛知県の資源は何なのかについて、私たちは⾞の資源を愛知県の資源であるとしましたが、他のグループでは、⾷べ物がおいしいことから農林⽔産資源、祭りや観光が多いことから観光資源など、私たちにない考えをもっており、参考になりました。
杉⼭範⼦⽒のセミナーについて、地球温暖化は現在、世界で問題になっており、⽇本は暖房の使い⽅が下⼿だということを知りました。確かに、⽇本では、⾃分だけ当たるような電気ストーブを⽤いているため、効率の悪さを感じました。また、複数の内容が詰め込まれていたことから、杉⼭さんの熱⼼さが伝わりました。基礎講座を踏まえて、トヨタ⾞体さんの課題を解決していきたいと考えています。

 

チーム・ららぽーと

7月21日で基礎講座が終了しました。どの講座も初めて学ぶことが多く充実した時間となりました。次回からは各チームに分かれて活動になります。この講座で得たことを今後の活動に生かしていきたいです。

 

チーム・東レ

「環境問題とは何か、私たちと循環問題の関係性を感じさせられました」

2回では、資源循環の本当の意味とは何か考えた。愛知県の資源について考え、共有していくとそれぞれが何を愛知県の魅力だと感じているのか、私たちが循環させていると気づかされた。私たちは資源を活かし、循環させることで、どのような地域にしていきたいのか考えることが大切である。

3回では、「気候変動」ではなく、「気候危機」という題目で地球温暖化が進行する要因、現在の適応策について考えた。二酸化炭素の排出量・世界の対策・二酸化炭素量が増加するとどうなるかデータと資料から学んだ。

以上2つの講義から共通する点・学んだ上での今後の課題についてチーム内で考えた。もう1度、環境について何を子どもたちに学ばせ伝えたいのか再検討したい。

 

チーム・積水ハウス

今回は2つの基礎講座ということでしたが、どちらも自然と集中力が高まる様な講座でした。受講前は自然環境は山間地域が特化して大切なのでは?というイメージを持っていましたが、講座を通して地域に関係なく様々な場所がつながり循環していることを学びました。また、グループワークを通じて愛知県の資源を明確化できました。気候危機では、チーム積水ハウスとして吸収することが多く、知識の幅が広がったことが実感できました。これまでの全3回の講座を基に、企業課題への取り組みだけでなく普段からの意識の改めを頑張りたいです。

 

チーム・Kao

今回の基礎講座では地域循環共生圏の創出についてと気候危機に関しての講義を受けた。地域循環共生圏の講義では地域において、地域の資源を生かし、地域の資源を循環し、自立することが地域循環共生圏であり、どんな地域にしたいのか想像することが大切であると学んだ。気候危機に関しての講義では地球温暖化の現状はどうなっているのか、地球温暖化がこのまま進むとどんな未来が待っているのか、気候変動の時代に生きる私たちは何をするべきなのかを学んだ。今回の講座を通して環境に関する物事の関心が非常に低いことを痛感した。この講座を受けた私たちが世間に周知するにはどのように行動していくのが正しいのか、深く考えていくべきである。

 

チーム・TOPPAN

今回は循環型社会と気候変動についての講義を受けました。その後、チーム内で考えたことを共有し、未来の「環境配慮型パッケージ」についてアイデア出しをしました。全部で三回ある基礎講座を終え、共通していたのは持続可能な社会を根本から作ることが大切ということです。私たちはパッケージを通してどのようなアプローチが出来るのか、学生らしい提案をしていきたいです。

 そして環境問題は幅広い分野と複雑かつ密接に関わっています。講義を受けるたびに、考えの甘さに気づきます。これからよりよいパッケージを提案するためにも、さらに勉強していく必要があると感じました。チーム一丸となって頑張ります!

 

チーム・伊藤園

今回我々は、後藤尚弘氏と杉山範子氏のお2人より2つの講義をして頂き、地球温暖化と地域の資源循環という点から環境に与える影響を深く学びました。気候変動の時代を生きる私達がしなければいけないことが少しわかった気がします。いよいよ次回からそれぞれの企業に行って具体的に案を練っていきます。第1回から第3回までの講義で得た知識を活かして今後の活動に繋げていこうと思います。

2019年7月14日(日) 刈谷市のトヨタ車体ふれ愛パーク及び周辺のため池において、第1回基礎講座及び地域環境活動の実践(フィールド研修)が行われました。

基礎講座は企業環境活動研究に向け持続可能な社会に関する基礎知識を研究員が得る為に開催され今回が第1回目、名古屋大学大学院環境学研究科 特任講師の内山 愉太先生による、”生物多様性の保全”に関する講義が行われました。

また、同日には企業が地域と連携して取り組む環境活動の現状や役割等を学び、実際の体験を得る活動である地域環境活動の実践(フィールド研修)が行われ、トヨタ車体蠅地域と連携して行っている、「外来種のカメの駆除活動の為の調査」に参加しました。

 

 ■日程:2019年7月14日(日) 8:40〜16:45

 ■会場:トヨタ車体ふれ愛パーク 及び 周辺のため池

 ■出席:研究員40名

 ■内容:【第1回基礎講座】

     「生物多様性保全への対応 〜国際・国内・地域〜」

        講師:内山 愉太氏 (名古屋大学大学院環境学研究科 特任講師)

       場所:トヨタ車体ふれ愛パーク 管理棟2階会議室   

        【地域環境活動の実践(フィールド研修) 

     トヨタ車体蠅地域と連携して行っている、「外来種のカメの駆除活動の為の調査」に参加

        場所:竜ヶ根池

各チームの活動報告

 

チーム・メニコン

今回、カメの捕獲作業をしてみて地道な作業の上に外来種駆除は成り立っているのだと感じた。もちろん、外来種駆除に対しては賛否両論あるだろうが、生物多様性のために行動するには地道な作業と努力あっての事なのだと実感した。また、第一回講座で、動物の視点、人間の視点、経済、社会 すべてを考え緑地化する場所を考えようというワークショップでは動物、人間の視点は考えられたものの、経済と社会の面からうまく考えることができず、環境といえども多くの関係するものがあるのだと改めて実感した。今回の活動を通して得たものは多く、企業からの課題を考えるうえで役立てていきたいと思う。

 

チーム・tokio marine

今回、トヨタ車体(株)で、生物多様性についての講義を受け、外来種のカメの駆除活動を行いました。生物多様性保全への対応として、経済、環境、社会が大きく関係していました。グループワークでは、今ある緑地をそれぞれの分野と繋げることで、生物をどう保全するのかを地図に書き出して話し合いました。カメの駆除で印象に残ったことは、環境活動がいい活動だと認識をしていても、地域の方全員が賛成しているとは限らないこと。地域の方と連携し、信頼されることで、企業と地域が連携したコミュニティが広がるのだと学びました。今回学んだことを活かし、「保険と環境」について課題解決に結び付けていきたいです。

 

チーム・積水ハウス

生物多様性の保全の為には、環境・経済・社会が大きく関わっている事がわかり、その中でも生態系の劣化は人間生活への影響力が強く、生態系が偏ってしまうと生活に必要な要素である安全性や健康、調整的サービスなど私たちのとって住みづらい社会になることから、課題を考える前の土台として学ぶべき講座だったと考えられました。この講座で学んだ事を活かし、これから取り組む課題においては生態系や緑地関係など、重視しなくてはならないと思わせるような活動と講座でした。また様々な立場の人々が協働をし、人と自然の共生にむけた活動をすることによって「幸せ」に一歩近づけると考えました。

 

チーム・トヨタ車体

今回の活動では、ランダムに決められたグループで活動した。他企業のチームの研究員と交流でき、互いのチームの情報交換もできた。メインの活動であるカメの捕獲を体験したが、結果は全体で1匹しか捕まらなかった。昨年度が100匹程捕獲したと伺っていたこともあり、残念な結果に終わった。
しかし、「カメがあまり捕まらなかった」という事実だけで終わらず、予想通りにいかなかった調査に対して「なぜ捕まらなかったのか?」と生態系が変化した可能性を考えたり、捕獲時の天候を前年度と比較したりして原因を探った。この経験は、今後企業からの課題を考える上で行き詰まった際に役立ってくれるだろう。

 

チーム・TOPPAN

今回はチームを分けての外来種カメの捕獲調査・ワークショップの後、企業チームごとにふり返りを行いました。カメの捕獲調査では、罠の仕掛け等、地域の方と共に取り組みました。カメ自体には何の罪もなく、持ち込んだ人間の責任であり、私たちはカメをどうするべきなのか、何がカメにとっても人間にとってもより良い答えであるのかということを考えさせられました。

調査後のふり返りでは、それぞれ感じたことを話し合いました。環境配慮型パッケージとは、どこを目指すべきなのか、どんなものを利用するのか、もっと新しいアイデアはないか、熱い議論が行われました。環境だけでなく、その環境に至った背景にも目を向けたパッケージを考えることができたらよいと考えます。 

 

チーム・Kao

はじめにフィールドワークの趣旨説明を受け、屋外管理棟前で参加者顔合わせを行いました。外来種であるアカミミガメ駆除のための罠の設置方法や、カメの生体について詳しく説明していただきました。基礎講座では、他のグループの研究員とワークショップをしたり、トヨタ車体さまの環境活動を学び、今後の自分たち活動での問題解決に必要な視野の広さを学びました。その後設置した罠の回収をし、アカミミガメを駆除しました。今回のフィールド研修で、より環境などの問題を身近に感じる事が出来ました。

 

チーム・ららぽーと

チーム・ららぽーとです。初回の開所式とは違って、チーム内でも緊張が無くなり、気軽に話すことが出来たと感じます。

今回、第一回基礎講座「生物多様性保全への対応〜国際・国内・地域〜」の受講やトヨタ車体と地域の方々が連携して行っている竜ヶ根池・カメ調査に参加させていただきました。

今回の活動は、ららぽーとから与えられた課題「お客様参加型環境イベントを検討せよ」の解決に向けて、良い機会となりました。そこで、得たことは「環境・経済・社会」を意識することです。

新たに得た視点も頭に入れつつ、次回も環境問題についての学びを深めていきたいと思います。今後、課題解決に向けて、チーム全員一丸となって頑張りたいと思います。

 

チーム・NEXCO

今回は外来種のカメの駆除作業と基礎講座を行いました。それを通じて、私たちに必要な知識や多角度から考えることの重要さを新たに学びました。具体的には、あるひとつの事柄について考えるとき、そこに関わる人々や環境の多さがあるということです。様々な職種や立場の人々が関わるにあたって、自分たちの考えることが、どこかで引っかかる点が必ず出てくるということがわかりました。ですが、与えられた課題に対する策を生み出すにはまだまだ情報が足りません。今後、自分たちでもっと知識を得て、共有し、対話により認識を深めて、よりよい策を考えていきたいと思います。

 

チーム・東レ

午前の部では、生物多様性に関する講義を受け、人間による自然破壊が及ぼす影響の大きさを学んだ。さらに、班にわかれ、地図をもとに緑地の増大化がもたらす環境の変化を考え、各班ごとに発表した。

また、午後の部では、()トヨタ車体が地域と連携して行っている外来種のカメを駆除する活動の調査に参加した。池に存在するカメの種を調査するため、エサをつけた籠わなを池に設置し、数時間後にカメの捕獲状況を確認した。結果は、天候の影響もあってか、全体で1匹のみであった。活動後、各自が所属するチームで今回の調査を振り返り、今後どのように活かしていくかを話し合った。

 

チーム・伊藤園

今日は刈谷市のふれ愛パーク付近でカメの捕獲調査を行い,名古屋大学の先生による生物多様性の講義を受けました。カメの捕獲調査では,9つのグループが罠を仕掛けましたが,合計で1匹しか捕まえることができませんでした。想像していたよりもカメの捕獲は難しいと感じました。生物多様性を考える講義の中では,都市化が進んだ名古屋市において,生物が生活しやすいように緑をつなげていくというワークを行いました。経済のことも考えて緑を増やしていくためには,色々な工夫が必要であると思いました。

 

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